カンミ読書(6.22-6.28)
軍国主義が加速する。悲観的になってしまうな。
2026.6.22(月)最高気温29度 曇り時々晴れ
1ヵ月ぶりに美容室へ。スケジュール表を見ると、いつもの人がずっと休みだったので、今回は店長指名にしてみた。「Mさんは辞めたんですか?」と聞くと「辞めたっていうか…どこまで言っていいのか分からないんですが、急な引っ越しなんですよね。でもまだ月に何回かは関東に来るから、その時には働きたい」みたいなこと言われたので一応残してあるんですけれど」と教えてくれた。何も聞いてないけれど、別にいいや。
今日は縮毛矯正をかけることになっていて、ダルいけれど本をたくさん持ってきた。『苦情はいつも聞かれない』を読み終える。大学に苦情を申し立てた60名への聞き取りをもとに書いた本で、そもそも苦情を申し立てる前に、聞くか聞かないかはマジョリティによって決められるし、とにかく握りつぶすために向こうは必至であるという印象を受けた。トーンポリシング、ワットアバウトイズム、シーライオニング…。やらない理由を探すために人は忙しい。心底ばかばかしいことだ。
作業が遅く、Mさんは本当にいつもきっちり仕上げてくれたのだなと思う。髪を切ってもらいながら田仲さんと連絡を取り合い、NO WAR!COMUNITY MARKETに一緒に行くことになった。さらさらの髪をお披露目する相手がいることが嬉しい。駅前で待っていると、田仲さんはたっぷり褒めてくれた。「さらさらだ~~~」といっぱい言われてむずむずする。曇り空の中目黒から歩いてすぐのところのクラブが会場。
r.A.t鼠人だ!すごろくによりインスタで繋がったひと!もしかしたら今日会えるかもしれないと思って、脱家父長制すごろくを持って来ていた。「あの、私カンミって言って」と言うと怪訝そうに見られたけれど、「脱家父長制すごろくの」と続けると「やっと会えた!!」と言って握手もしてくれた。「もしかしたら会えるかもしれないと思って今日一応もってきたの」とすごろくを出すと「いいね」と言い、サイコロも親切だと言い、セロハンテープで止めてあるのも「これサイコーじゃない?DIYだよ」と友達に話かけ、壁に貼ってくれた。賛辞がすごい。
「これやってく?」と、田仲さんと一緒にいたお友達と一緒に4人でかくめいすごろくをやる。私のすごろくとは違って、複雑なゲーム。「ケアパワー、ラブパワー、おにぎりパワーを貯める」「ゴールは決まってないのでみんなで話し合って決めるの」とか斬新だった。私たちはサイコロを振って、ラブパワーを貯め、セーファースペースを作った。大いにはしゃいで、大いに笑って、話し合った。モノポリーも意識された作りだった。とりあえずゴールをしたので、中に入っていき、SUPER-KIKIのブースへ。「この家父長制の墓は絶対買わなきゃね」と言って、ネオンイエローのステッカーを確保し、Tシャツを体にあててきゃっきゃとする。私は白の、田仲さんはグレーのものを買うことに決めた。「原発がきっかけでこういうものを作り始めた」というSUPER-KIKIさんと「私、原発県の出身なんですけれど」と少し話した。
私たちはすごく元気になり、ゆずの香りがするラーメンを食べて帰った。田仲さんは「塩ラーメンが一番好き」だそう。髪がサラサラ過ぎて、うまく結べなかった。
6.23(火)最高気温24度 くもり
家族のグループラインにまーちゃんの写真がたくさん!よしお夫婦と一緒にスポッチャみたいなところに行った様子。かわいい花柄のTシャツだし、髪型もキマってる。ポテトを頬張る様子が最高にかわいい。
夕方神奈川のほうの反戦集会に行く約束をしていて、仕事の後に軽く支度をした。今日は沖縄慰霊の日だし、今日の集会には大きな意味がある。沖縄は本土決戦を遅らせるために犠牲になり、4人に1人が死んだ。ご遺族の人も多いはずの全戦没者追悼式に高市早苗は出席して「9条守れ」と抗議(ヤジ)を浴びていた。高市は「戦争を知らない世代だから、反省なんかしていない」と言った人だ。そもそも沖縄の地を踏んではいけないし、そこに座っていてはいけない人でもある。本当に腹立たしい。許せない。こういう人のために平和教育があるのに、この人は平和を潰そうとしている。
ばかばかしい、なんでそんなに人を死なせたい。武器製造業から献金貰ってるからなんだろうけれど。
6.24(水)最高気温26度 くもり
国旗損壊罪の抗議集会に行く。「アピールする?」と主催に言われ「なんとなく原稿作って来た」と言いながら反対署名を手渡したら「いいね、準備万端だ」と笑われた。取材を受け、「わたしだって国旗を損壊しようなんて思わない。反対しているのは、これは戦中の不敬罪と同じだからだし、そもそも国家より個人でいたいから反対する」とスピーチした。議員会館前は、ナフサショックで資材が手に入らない土建業の人たちの座り込みがあり、空よりもどす黒い、鬱屈した空気だ。全部これが政治のせいだというからやるせない。こんな状況なのに国会では「国旗損壊」に関して、立法事実もないまま話し合いをしているというからばかばかしい。お子様ランチの旗が何なんだよ。どうでもいいよ。
そもそも戦中の日本国旗は、侵略戦争、植民地主義の象徴であり、それを大切に思えない人が沢山いる。その人たちに敬意を強要するなんて、「内心の自由」に反しているし、そもそも何のためにということが想像しにくく、抑圧の、因縁をつけるためなのは明らかなので、さらに不気味だ。
終わった後に映画に行こうと思っていたけれど、本当に疲れてしまった。議員会館はお昼を食べて帰宅した。帰った後に昼寝をしたら思いのほか時間をとり、肩を落としながら仕事をする。
夜に防衛装備工場の国営化が発表されたことに気付く。これは国家総動員法だ。なんなの、慰霊の日の翌日に。ほんと最低じゃない?
6.25(木)最高気温22度 雨
きっつい。吹き飛ばすように朝イチで映画を見に行く。『急に具合が悪くなる』は原作の雰囲気を映画に落とし込んだものとしてはよくできていたけれど、あまりピンとこなかったので色々割愛する。長塚京三がいい演技をしていたね。
自宅に帰って仕事。どうしようか真剣に悩んでいたけれど、田仲さんと相談し、今日も集会に行くことに決める。そのまま国旗損壊罪反対の集会もあるということだし。早めに待ち合わせて蕎麦を食べ、商業施設のトイレで雨合羽を着た。「これを着ると何も出せなくなる」と言い、リュックからプラカード、ペンライト、ぱちぱち音が鳴る棒も忘れずに。今週田仲さんと会うのは3回目だ。それにしても集会以外の場所でおめかしして会いたいよ。リュックを背負うのももう嫌だ。好きなものを着ているけれど、こんなことばかりじゃあ、気持ちも変わっていく。
6.26(金)最高気温25度 雨
それなりの疲労。眠くて眠くて仕方ないのに電車で仕事に行かねばならない。昼ご飯が遅くなることを想像し、蒸したとうもろこし、納豆とたまごのご飯、トマトときゅうりのマリネを食べて出発。なんか粒粒としたものばかり腹にため、傘に防水スプレーをかける。ゴアテックスの靴が本当に大活躍だ。
仕事終わりに贔屓の店に行き、ハーフパンツを1本買った。今年はすでに1本購入しているのもあり、悩んだけれど、ドーラの服を借りたシータのように広がるそれを手に入れる。店内は最近はやりのレースハンカチを買おうという人たちでごったがえしており、下の階のレジで会計をしてもらった。着飾るのも好きだし、服を買うのが好きだ。それでも最近はもうずっと「いつまでできるのか」と考えずにはいられない。何度も言っているが憂うことに飽きた。
立法事実のない国旗損壊罪が衆議院を通った。チームみらいが賛成したことに、支持者が怒っていたけれど、どうぞ存分に怒って欲しい。SNSで「頭のいい人たちだと思っていた」というコメントが散見される。知識がある、頭がいいということと、倫理観があるということは全く違うんだなと、分かり切っていたことが今回も確認された。
6.27(土)最高気温23度 雨
今朝は台風予報だったけれど、それよりも昨夜の地震にびっくりした。もう薬を飲んでいて、一番効いている時間にドンとやってきた。なんかくるぞと目が覚め、スマホのサイレンもばっちり聞いたのに体が全く動かない。そのせいで夜中に目が覚め、ぼんやりとして、朝また頓服を追加して寝た。薬を飲んでいる身としては、周りに何も置かないくらいしか解決策はない。
ずっと家にいなければいけないので、ゆるりと過ごそうと本をたくさん読むことにしたけれど、なかなか進まず辟易とする。集中出来なくなっているので、とりあえずタスクと、簡単なメモを手帳に取り、今週やったこと、週末やること、来週やることを「見える化」する。明日は新婦人の人たちとハラスメントの話をする予定もあったので資料の本も含めて準備したけれどどっと疲れた。嫌なことは思い出すだけで何かがのしかかる。
6.28(日)最高気温23度 雨
すごい湿気。気温は高くないのにとにかく湿気でどうにもならない。夜は入管法改悪反対のスタンディングに行こうと思っていて、上から何か羽織れるように白の透けているカットソーを着た。雨対策として今日もゴアテックスのスニーカーだ。
世の中が隅から隅までひどくなっている。良いことなんてないのではないか。サッカーとか見ている人なら「日本勝った」で盛り上がれるのだろうが、代表メンバーの佐野海舟が行ったのは集団レイプだ。それでいいのか。鍛え上げた訓練を積んだ男性からのレイプ。しかも集団。それを光輝くものでコーティングして、隠しているものを楽しめるのかという気持ちだ。「日本頑張れ」はこの文脈では「佐野がんばれ」になる。
今日あたり生理が来るはずなので、いつもの吸水ショーツを穿いた。いつ来るかいつ来るかと言う気持ちで、トイレで紙をいつもよりキュッと長い時間押し付けたりしたけれど、赤いものはつかず、ミーティング中も無事のままだった。仕事終わりのあなぐまさんが駅まで来てくれ、「距離があるんだけれど」と言いながら贔屓のクレープ屋に案内する。ちょうど私たちのところで生地が終わり、後から来た人は当然帰っていった。常連のようで、お店の人に名前を呼ばれていた。
あなぐまさんはシュガーバター、私はマスカルポーネチーズとルバーブという脂肪分の高いクレープをそれぞれたいらげ、沢山歩くことに決める。それにしても私の友だちは本当にみんな健脚だ。歩きながらだと結構混み入った話になる。びゅんびゅんと話し始めたそばから忘れるようなものじゃあないのに。



