カンミ読書(7.6-7.12)
とにかく忙しかった。
2026.7.6(月)最高気温27度 曇りのち雨
湿気がすごい。気温はそんなに高くないから、ということで長袖の麻のシャツにハーフパンツ。それにしてもハーフパンツの涼しさはすごい。日焼けが心配だけれど、夏はもうこれで行くしかないという気持ちだ。となると一刻も早くスーツを夏のドレスコードから排除するべきでは。
病院へ。「最近どうですか」の後に「人間関係でのグラデ―ションをつけるのが下手。思い込みも激しく、自分の経験とリンクさせ、この人はきっとこうして欲しかったに違いない、と思い込み動いてしまうことが多々ある。そもそもせっかちで”待つ”ということが壊滅的に苦手である」という話をした。「本当はもう少し細かく刻んでいったほうがいいと思うんですが、カンミさんの思う、”人間関係のグラデーション50”というのがどういうものかイメージして実践したらいいかもしれないですね」という有益すぎるアドバイスをもらった。他には「さみしい時はぬいぐるみで、ぬいぐるみと話す!AIと話すっていう人もいるけれど、AIは都合のいいことしか言わないから」と言われたが、すでにぬいぐるみはフル活用しているので却下させてもらった。
薬待ちの時間を利用して、その辺をふらふらして、お気に入りのそばとか、調味料を買った。
7.7(火)最高気温25度 くもり
行きたくないけれど頑張って歯医者に行ったら虫歯があった。立ち直れない。もうどうしたらいいんだという気持ちだ。歯に対してはできることはやってきた。あまりにも高級なマウスウォッシュを薦められ、こんなの使い続けられないよという結論に歯科衛生士さんと達する。100mlで1400円の値が付いたそれはダントツでいいらしい。「食いしばりも強いし、虫歯になりやすい」そうで、絶望した。
日中にスーパーに行っていて、冷蔵庫には食材が沢山あったけれど、やる気が出ずにレトルトのカレー、レタス数枚の夜ご飯。どっと疲れ、肩も凝りまくっていたのでCBDのバームを塗って労った。
7.8(水)最高気温30度 くもり
よわよわちゅう。本格的な夏がやって来た。ついこの間まで日傘なしでも外出できたけれど、命に係わる夏ももうすぐだ。夕方図書館へ行って、そのままカラオケへ。最近リピートしまくりの『教訓1』を聞いたりした。ふと思い出して、20代の時さんざんおじさんとデュエットさせられた曲も歌ったけれど、あまりにもキモくて途中で止めた。
7.9(木)最高気温32度 晴れ
日差しヤバイ。古巣に寄った後映画館へ。少しにしておこうと思ったのに、天むすを映画館のロビーで大量に食べてしまう。だってロビーが寒すぎて、熱量を欲してる。
この時期現れる、映画館の冷房問題。皆さんどう思いますか?少し前までは映画館はブランケットを貸し出してくれていたけれど、緊急事態宣言、クラスター発生防止を経て、ブランケットを貸してくれないところが増えました。実際まだウィルスはあるので、そのことについてはそんなに異論はないんですが、ブランケットを売っているシネコンまであって、私はこれが本当に許せないんですよ。守銭奴にもほどがあるっていうか…。
私は冷房が苦手なので、定宿のようにしている映画館では「冷房が当たりにくい席はどこですか」と聞くんですよね。そこで聞いた話を披露しますと、映画館によっては、上映が始まると、後方の一部エアコンは止めるんです。で、真ん中のほうがエアコンが当たりにくい。(当然だが壁側は寒い)だけれど私は隣に人がいるというか、ぎゅうぎゅうが怖いのでいっつも少し離れた中央より、通路側はじっこをお願いしています。
で、ここで「エアコンの当たりにくい席」を聞くと、スタッフによっては「クレームを言われた!」と身構えてしまい「他のお客様のご迷惑になるので、エアコンを切ることはできなくて…」と言われることもある。なので当然「いやいや、そんなことはお願いしていなくて、比較的当たりにくい席をですね…」と付け加えてチケットを買います。そうやっていたら、入場間際に「そういえばうち、ブランケット貸し出しているんですが、使いますか」と言ってくれたのがシネクイント(パルコの上)です。私調べによると、渋谷で一番エアコンがきついのは、ロフトの向かいにあるシネクイントなんですよね。そこに行くときはみなさん上着を忘れずに。
で、ここで本日の映画館(テアトル新宿)ですが、この世の果てかと思うくらい寒かったです。どのくらいかというと、この映画館に慣れていそうな人が、スエット素材のパーカーを着ていました。外は30℃。けれど、この中ではそれくらい着こんでもいいだろうなという極寒。もうちょっとそろそろ、館のみんなでエアコンについて考えたほうがいいと思うよ。ということで『死ねばいいのに』を観ました。
「亜佐美のことを教えて欲しいんです」。何者かによって殺されているのが発見された鹿島亜佐美。彼女のことを教えて欲しいと渡来映子という女性が亜佐美の上司のもとを訪れた。友達でもなんでもないという彼女はいったい何者なのか。というミステリー。
京極夏彦が原作らしいということしか知らず鑑賞。登場人物が少なく、舞台劇のような演出が新鮮で、尺の短さもあり楽しめた。ミステリーなのであまり深くは書かないけれど、少し想像とは違う結末だったので原作も読んでみたい。
それじゃあ私も言います、「死ねばいいのに」。何を思い浮かべたか、主語は何なのか、ご想像にお任せ。
7.10(金)最高気温32度 晴れ
心底行きたくない。行けばそれなりにいいものだと分かっているけれど、躊躇いしかないのが夏のデモ。
暑いし湿気もヤバイ。世の中があまりにも混沌とし、自分達はずっと無視されているという感覚がある。本人の同意なく個人情報が提供される、改正個人情報保護法が通った。チームみらいもこれに賛成した。これが使われれば、病歴、インターネットパスワード、住所なども全部提供されてしまう。例えば認知症の人などが住所、電話番号、実名情報が犯罪組織に譲渡されたらどうなるのか。高市早苗は「性善説に基づいた法律だ」と言ったが、中傷動画を1万件流し、TM特別報告書に名前が32回流し、さらに経歴詐称だという。詐欺師としかいいようのない人が何を言っているんだと。
絶対に屈したくない。少しでもテンションを上げるべく、ピンクの帽子にピンクの靴下、ハーフパンツという挿し色を使った服装で。華やかな色を見ると気持ちが上がり、ストレスが減るという研究結果があるそうだ。それにあやかりたい。
途中の駅で友達と待ち合わせ。なぜなら、限りなく心細かったから。友達みんなに会いたかった。「いつもの場所」を目指すとすでにいた。「何時に来てたの?」と聞くと18:30頃だという。頭が下がる。
ぞくぞくとみんなやってきて、「会えた!すごい!!」と大喜び。ひんやりタオルをくれたりしてうれしい。塩タブレットなど色々交換。「実は今、憲法9条改悪反対署名をもっているんだけれど、一枚渡してもいい?」と聞いたら頼もしく「任せて」と言ってくれた。
結局6人7人くらいで集まれて「高市辞めろ」「憲法壊すな」と叫ぶ。警察の数が酷くて、機動隊をかなりの数動員している。すぐに制圧できるようにしているのは、台湾と同じだ。過去に『灰となっても』で観た映像が頭をよぎる。あなたたたちは真っ先に兵士にさせられ、人を殺すように命じられますが、分かってますか。結局国会前には2万7000人がいたという。その人たちを熱中症のリスクなど何も考えずに狭いところに押し込もうとした警察たちを絶対に赦せない。辺野古で座り込みをしている人たちは、絶対にどかず、結局抱きかかえるようにどかされるのだという。そのエピソードに尊敬しかなく、自分も絶対にどかないと決めていた。そもそも向こうにはどかす権利が無いので、にらみ合って、ガン無視する。友達に「すごいよ」と褒められた。
ばかばかしい、それしか言葉が出てこない。
7.11(土)最高気温31度 くもり
今日はそうめんパーティー。駅で待ち合わせして、みんなで向かい、そうめんを本当にたらふく食べた。「九州の人は、そうめんが硬ければ硬いほどカッコいいと思っていて、なんなら茹でないらしい」と言う話を聞いて「カッコいいって何???」と大騒ぎ。これを読んでいる九州の人で、分かる人教えてください。お腹は壊さないんですか。
トマトと酢、オリーブオイル、しょうゆのつけ汁と、普通のつけ汁。みょうが、しそ、ごま、ねぎの薬味と天ぷらでたらふく食べた。わたしと田仲さんはエプロンを持参した。はるか昔に手に入れたマリメッコのエプロンがこんな風に活躍するなんて。
そのあとも私たちは、無限に話すこととなるのだけれど、すぐに忘れてしまうようなくだらない話が7割だったし、割愛する。とにかく楽しかった。愚痴を言い合える人がいるっていうだけで、人生はだいぶ豊かに安らぐような気がする。
7.12(日)最高気温30度 くもり
今日はまーちゃんのお家にお泊り、ということで用事を済ませた後にリュックを背負って出発。今日明日はくもりという、そこまでカンカン照りではないようでうれしい。ベランダでたばこを吸っている義兄が見え、声をかけてドアを開けてもらう。まーちゃんと姉はお風呂だそう。
なんか勝手にまーちゃんとお風呂に入るんだと思っていた。「まーちゃんはカンミちゃんと入りたかったみたいだけれど」と義兄にフォローされた。お風呂上がりのまーちゃんは濡れた髪で、私の世話を焼いてくる。タオルとかも全部自分で渡したがってかわいい。
夜ごはんは冷やし中華だった。昨日のそうめんのおかげで、体重が増えていたので控えめに食べようと思ったけれど、結局もりもりと食べる。具材は錦糸卵、かにかま、ハム、きゅうり、わかめ。まーちゃんはかにかまがそこまで得意ではないそう。
「今日から夏休みだよね?何をしたの?」と聞いたら、浴衣でお友達とお祭りに行ったという。「はしった」というので「浴衣で?」と聞くと「そう。はしるのにはじゃまだった」というので「そりゃそうだよ」と笑う。「でもかわいかったよ」というと、照れていた。「いっしょにだーうぃんをみよう」と言われたけれど、「うん、食べたらね」と言い、姉夫婦に憲法9条改悪反対署名を書いてもらった。正直身内に切り出すのには勇気が言ったし、義兄の「戦争になったらもう仕方ない」とか、「今の憲法はGHQの押し付け憲法だから」という言葉に胸がざわめく。参政党の支持者だったらどうしよう。「『虎に翼』観てないんだっけ。確か日本国憲法作るのに、日本人も参加してああだこうだとやっていたよね」というのが精いっぱいだった。(今となっては「参政党の憲法草案読んだことあるか」と聞けばよかったと思う)
今週の『ダーウィンが来た!』はハチドリについてだった。まーちゃんは植物とか動物に詳しくて、自分と興味の幅が全く違うんだなと思いながら見ていたえけれど、確かに動物と植物は生存のために合理的なつくりをしていておもしろい。蛍光グリーンの羽をつけてピュンピュン飛び、長いくちばしから舌を出して蜜を吸っていた。まーちゃんは途中で私の膝に頭をのせ、甘えてきた。熱も重さもぜんぶ愛おしい。
こんなこと言いたくないけれど、「護る」っていう言葉の意味をはき違えている人が多いなと、子どもと接すると感じる。毎日接するわけではないから、また違うのかもしれないけれど。のびのびと育て、選択肢を増やすこと以上の護り方なんてあまりないのではないか。



